増配率を調べてみる

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こんにちは、チャーリーです!
今回のブログではずっと気になっていたことを調べたいと思います。
それは「増配率」です。
※ 増配とは、企業が配当金を増やすこと
私がおすすめしているアメリカ株は毎年増配をしていますが、もちろん各企業ごとに増配率は違うと思います。
チャーリー家では半年ごとに配当金分を引き出して使っているので余計に気になるんです。
今では妻の楽しみになっています。
調べる銘柄は以下の7銘柄です。
アップル
ビザ
コストコ
S&Pグローバル
ヤムブランズ
ドミノ・ピザ
ユナイテッドヘルス
まずは過去10年間の配当金推移を調べてみます。
アップル
アップルは1987年~1995年までは配当金を出していましたが、1996年~2012年までは無配当でした。
2012年は他の年と比べるとかなり少なく感じますが、配当金を再開した2012年は2回しか配当金を出していないのでそう感じるだけです。
増配率は後ほど計算するとして、年々配当金が増えていっているのがわかります。
次はビザ
ヤムブランズ
2017年に配当金が減っているのは、中国事業であるヤムチャイナが分社化して独立したからです。
コストコ
黄色い部分は特別配当金です。
S&Pグローバル
ドミノ・ピザ
ユナイテッドヘルス
まずは長期保有していることのメリットの1つとして受け取れる配当金が毎年増えるというのがわかったと思います。
ここからが本題の増配率を調べてみたいと思います。
※普通配当金の増配率を計算しています。
ビザ、ドミノ・ピザ、ユナイテッドヘルスは10年間の平均増配率が20%を超えています。
20%ってすごいです!
4年間保有していたら配当金が2倍になります。
この20%という増配率が仮に10年間続いたと仮定して計算してみます。
買った時の配当金が1.00ドルだとします。
※ 小数点第3位を四捨五入
1年後:1.20ドル
2年後:1.44ドル
3年後:1.73ドル
4年後:2.07ドル
5年後:2.49ドル
6年後:2.99ドル
7年後:3.58ドル
8年後:4.30ドル
9年後:5.16ドル
10年後:6.19ドル
あくまで20%増配が続いた時の仮計算ですが、10年間で配当金が6.19倍になっています。
もちろん10%の増配率でもすごいんです。
10%の増配率だと10年間で配当金が2.59倍になります。
こうやって配当面だけを見ても長期投資のメリットはかなり大きいと思います。
妻も毎年もらえる配当金が増えているので、すごく喜んでいます!
整理すると…
配当を重視する人はどうしても高配当株に目がいきがちです。
今は配当利回りが平均よりも低いかもしれませんが、増配率が高い銘柄を長期で保有していると時間と共にもらえる配当金がどんどん増えていくので満足度は上がると思います。
株価上昇にしても配当金にしても時間を味方につけると良いことしかありません。
是非参考にしてみてください。