売買報告

#953

こんにちは、チャーリーです!

投資家人生で2回目の売却をしたのでご報告します。

売却したのはメタ(旧フェイスブック)です。

売却したと言っても、全株は売却していません。

454株保有していましたが、その内の414株を483.50ドルで売却しました。

残った株数は40株で金額ベースで300万円分です。

300万円分残した理由はただの記念に持っておこうと思っただけです。

 

 

そもそも長期保有の重要性をさんざん書いてきた私がなぜ売却したのか。

理由は2つです。

・メタの設備投資が大きくなってきたこと

・お客様にオススメできない銘柄を保有していたこと

 

1つ目の「メタの設備投資が大きくなってきたこと」について

まずはこちらを見てください。

 

設備投資額が上昇傾向になることがわかります。

その事実に加えて、決算発表時にメタのマーク・ザッカーバーグCEOは今後は設備投資を加速していくと宣言しています。

AI研究と製品開発のために設備投資を加速させるみたいです。

 

私はこのように考えています。

「設備投資を加速させる」=「競争が激化している」=「堀が浅くなってきている」

※ 堀が深い=永続的な競争優位性を持っている企業のこと

堀の話でいうと、戦国時代の大坂冬の陣が終わった時に徳川家康は大阪城の惣堀を埋めたことが起因して徳川勢が勝利して豊臣の時代が終わりました。

それくらい堀は大事です!

 

 

他の企業の例で見てみます。

アップルの四半期ごとの設備投資額の推移はこんな感じです。

高級スマホ分野ではすごい深い堀を築いているので設備投資額は増えていません。

調べたことはないですが、たぶんコカ・コーラ社も同じことが言えると思います。

世界の炭酸飲料部門ではすごい深い堀を築いているので新商品開発や最新設備の導入が毎年必要かと言われると必要ではありません。

 

これが堀が深い企業の特徴なんです!

メタはAI部門では強固な堀を持っているわけではないので競争が激化してきていることがわかります。

 

 

2つ目の「お客様にオススメできない銘柄を保有していたこと」について

メタに投資したのは2019年9月です。

2019年当時は堀がどうとか、永続的な競争優位性とか、参入障壁が高いとかそういうところまで理解していませんでした。

そういう知識すらなかったのでただの勉強不足でした。

なのでメタやアマゾンといった銘柄に投資してしまったんです。

アマゾンは2021年11月に売却しました。

その理由も設備投資が増えてきたからです。

 

メタは過去のブログでもずっと書いていましたが、SNS部門ではアクティブユーザー数が増えていているので安心していましたが、そのアクティブユーザー数を確保するためにAIへの投資を加速させないといけなくなってきました。

 

そもそも論として、メタは私は理由はどうあれ投資していましたが、私としてはお客様に株式投資としてはオススメできない銘柄でした。

そのことはずっと私の心に引っ掛かっていました。

お客様にオススメできない銘柄を保有していていいんだろうかと…

悩みながらも決算を調べるとアクティブユーザー数が伸びていっていたので保有していましたが、今回は設備投資が増えてきて且つ、今後も加速させるとのことなので売却にいたりました。

 

 

売却したあとはどうするかというと…

中小企業診断士の資格を取得するために学校に通う資金と生活費のために一部出金します。

残ったお金でユナイテッドヘルスとドミノ・ピザを半分ずつ買いました。

買値

ユナイテッドヘルス:498.00ドル

ドミノ・ピザ:512.90ドル

 

 

整理すると…

メタは今後も株価は上がるかもしれません。

でも大事なことは下落した時のことを想像することです!

少しでも不安要素がある株が20%下落したと仮定したらどうですか??

当然、持ち切ることは難しくなります。

不安、恐怖に耐えきれず安値で売却することになりかねないです。

そうならないためにメタを売却しました。

414株を483.50ドルで売却したので3,122万円分売却したんです。

1ドル=156円で計算しています。

これでもし暴落相場がきても安心して保有し続けられます!

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