ディズニーランドに行って思ったこと

#562

こんにちは、チャーリーです!

4月の終わりに子供の小学校の参観日の振替休日(月曜日)に家族でディズニーランドに行ってきました。

月曜日ということもあって、すごく快適にアトラクションに乗れました。

 

まずはディズニーランドを運営しているオリエンタルランドの株価推移を見てみます。

   

2010年1月4日~2022年5月6日

1,537.50円→ 18,740円

上昇率:12.18倍

 

同じ期間の日経平均株価

10,654.79円→ 27,003.56円

上昇率:2.53倍

同じ時期の日経平均株価の上昇率をはるかに凌駕しています。

 

 

ディズニーランドでいろんなアトラクションに乗りましたが、美女と野獣のアトラクション以外は15分以内で乗ることができました!!

美女と野獣だけは30分待ちました。

 

ディズニーランド内で子供の同級生に会いましたが、その友達はスプラッシュマウンテンに8回乗ったって言っていたくらい待ち時間が少なかったです。

 

少ない待ち時間の中、なんでこんなに待ち時間が少なかったのかをいろいろ考えてみました。

・入場制限があるから??

・月曜日(平日)だから??

・コロナの影響で遠方から来る人が少ないから??

・1デーパスポートが値上がりしたから??

 

みなさんはどう思いますか??

「美女と野獣」以外のアトラクションがすべて普通に並んで15分以内で乗れるってコロナ前だったらあり得なかったことがなんで今は15分以内で乗れるようになったと思いますか??

 

 

アトラクションに乗るのに並んでいたらあることに気付きました。

外国人の人数が明らかに少ない!

特に中国人!

中国はゼロコロナを目指していて上海などはロックダウンしているくらいなので、日本のディズニーランドに行くなんかもってのほかです。

 

ここでオリエンタルランドが公表しているディズニーリゾートへの入場者数を見てください。

2013年から急に入場者数が増えているのがわかります。

2003年~2012年の平均入場者数:2,577.6万人

2013年~2019年の平均入場者数:3,064.8万人

2013年から平均入場者数が487.2万人増えています

 

 

なんで2013年からいきなり487.2万人も入場者数が増えたでしょうか??

これは「訪日外国人旅行者」が増えたからです!

2013年から日本政府が観光立国を目指して、ビザ(査証)緩和やプロモーション強化などの観光政策を打ち出したからなんです。

 

訪日外国人旅行者数の推移を調べてみます。

2013年に初めて1,000万人を超えています。

2012年とコロナ前の2019年と比べると約4倍に増えています!

ちなみに訪日外国人旅行消費額も約4倍に増えました。

 

 

何が言いたいかというと…

ディズニーランドの入場者数が増えるかどうかは、訪日外国人旅行者にかかっているということです。

日本は人口がどんどん減っています。

消費者の数がどんどん減っています。

訪日外国人旅行者が来なかったらいくらディズニーランドでも厳しい経営を強いられてしまいます。

 

こういう状況下で企業が利益を増益にしようと思ったら2つの選択肢しかありません。

・ディズニーランドみたいに訪日外国人に消費してもらう。

・キッコーマンやリクルートみたいに海外に打って出て、人口が増え続けている海外で事業展開していく。

今回ディズニーランドに行ってそのことを痛感しましたという話でした。

 

 

整理すると…

人口が減るということは経済にとっては良いことがありません。

いつもは海外で稼げている企業を取り上げて投資の考え方を伝えていますが、今回は訪日外国人旅行者の需要をうまく取り込んでいる事例を書きました。

どちらにしても企業業績を伸ばそうと思ったら当然消費が増えてくれないことには難しいです。

投資をするときは外しては考えられないことなので忘れないようにしましょう。

2

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です