興行収入204億円! 鬼滅の刃の快進撃
#122
こんにちは、チャーリーです!
鬼滅の刃が公開から24日間で興行収入200億円を突破しました。コロナの影響をもろともせずこの快進撃はすごいの一言です。
※ 私も見てきました。煉獄かっこよすぎ…
日本での歴代興行収入ランキングは以下の通りです。
ちなみに世界の歴代興行収入はこちらです。
1ドル=105円で計算しています。
※ ドルベースは百万ドル未満は切り捨て。円ベースは億円未満は切り捨て。
桁が違い過ぎてわけがわからん…
このブログは投資ブログなので、上記のことを投資に結びつけて考えると…
興行収入を見ると比べるまでもなく、世界>日本になっています。
文字通り桁が違います!
この差は何かというと、やっぱり人口なんです!!
今後日本は人口が間違いなく減っていきますが(観客数が減る)、映画業界でいうと「東宝」と、今後も間違いなく人口が増えて観客数が増え続けている世界に向けて展開している「ウォルトディズニー」では、どっちの企業に投資すべきだと思いますか?
ちなみに上記のランキング表では、「南極物語」以外は全て東宝が配給しています。
世界ランキングだと、「ジェラシック・ワールド」と「ワイルド・スピード」以外はディズニーまたはディズニー傘下による配給です。
ここからは米ウォルトディズニー社の話になります。
ディズニー社ではコロナ対応から劇場公開予定だった新作映画を自社の動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」での公開に切り替えています。
例:2020年3月公開「ムーラン」、2020年12月25日公開予定「ソウルフル・ワールド」です。
「ディズニー+(プラス)」はサブスクリプション方式で、月額700円(税抜)でディズニー作品を見放題です。
ディズニー作品といっても、ディズニー社は映画会社の買収を繰り返し行っているのでかなり幅広い作品があります。
※ 新作は個別課金が必要になります。「ムーラン」は2020年12月4日までは2,980円の課金が必要。それ以降は月額700円だけでオッケー。
ディズニープラスにしても、ネットフリックスにしても新作映画やオリジナル作品を動画配信しているので、今後は映画館が儲からなくなって、映画館の数が激減する可能性があります。
※ 2019年での米国全体での映画興行収入合計が119億ドル(約1兆2500億円)でしたが、その内の約4割がディズニー作品でした。
最後にディズニープラスの会員数の推移を見てください。
ちなみに、ウォルトディズニー社はディズニープラス以外にも、Hulu(フールー)やESPN+でも配信しています。
それを全部合計すると2020.9時点で1億2060万人の会員数を誇ります。
最初は北米地域とオランダだけで配信をスタートして、順次配信地域を広げていっています。日本は2020年6月11日から配信スタートしました。2020年11月現在では、まだ世界全体での配信までは至ってないです。
整理すると…
鬼滅の刃は絶好調ですが、世界的な動きからすると今後は映画館での上映はどんどん減っていく可能性があります。
実際はディズニーでさえコロナ禍とはいえ、新作の公開を動画配信サービスの「ディズニープラス」で行っています。会員数の推移を見てもこの流れはずっと続くと思われます。
ただ、動画配信会社の中でどの企業が勝ち残るかはわかりません。
まだ詳しく調べてないので根拠が乏しいですが、個人的にはディズニーが勝ち残るような気がします…