2024年は利下げの年になる!?

#851
こんにちは、チャーリーです!
前回のブログ(2023年11月:米消費者物価指数(CPI))でアメリカのインフレが鎮静化してきているというのを書きました。
2023年12月13日にFOMCメンバーが今後の経済予測を発表したので調べてみたいと思います。
FOMCメンバーによる経済予測は3ヶ月に1度ずつ公表されています。
そもそもFOMCメンバーとは
アメリカの金融政策をどう運営していくのかを決める機関のメンバーのこと。
タイトルにも書きましたが、2024年は利下げの年になると予測されています。
FOMCメンバーによるドットプロットを見ると一目瞭然です!
ドット(点)は人数を表しています。
画像引用元:FOMC経済予測資料
※ 色付けは私が意図的に行っています。
このドットプロットを見ると、2024年の年末は政策金利(FFレート)が4.50%~4.75%になると予測している人が一番多いことがわかります。
2023年:5.25%~5.50%
2024年:4.50%~4.75%
2025年:3.25%~3.50%
2026年:意見が割れています。
冒頭にも書きましたが、この予測は3ヶ月ごとに公表されているのでその時の経済情勢によって予測は常に変わるということだけは頭に置いておいてください。
あくまで2023年12月13日時点での予測ですので。
でも2024年は2023年より0.75%の利下げを行うと予測されています。
政策金利は0.25%単位で上げたり下げたりするので、3回利下げを行うということがわかります。
2025年は2024年からさらに1.25%の利下げを行う予測がされています。
5回利下げを行うということです。
他の予測も見てみます。
コアPCEインフレ率
PCEとは、米国個人消費支出のこと。
2023年:3.2%
2024年:2.4%
2025年:2.2%
2026年:2.0%
インフレも伸び率が年々鈍化する予測がされています。
実質GDP成長率
2023年:2.6%
2024年:1.4%
2025年:1.8%
2026年:1.9%
実質GDPも毎年成長すると予測されています。
少し前のブログで書きましたが、2024年の成長率は2023年の2.6%から1.4%に減速しますが、言葉に惑わされないようにしてください。
マイナス成長ではないので2024年も経済成長します!
整理すると…
FOMCメンバーの経済予測を見るとアメリカ経済は今後も堅調ということがわかりました。
アメリカの過度なインフレが落ち着いてくれて本当に良かったです。
行き過ぎた過度なインフレになると消費自体が落ち込みやすくなるからです。
とは言っても、株式投資においては良い意味でも悪い意味でも一喜一憂するのはダメなことなので気持ちが緩まないように気を付けます。
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