今の相場で思うこと
#540
こんにちは、チャーリーです!
今の相場状況をどう見ていますか??
最悪期は脱出したと思いますか??
底は打ったと思いますか??
今回のブログでは今の相場で私が感じていることを書いていきたいと思います。
2つあります。
・結局いつ底を打ったかなんかわからなかった
・赤字の企業は戻りが悪い
まずはS&P500の推移を見ていきます。
私の感覚では「いつの間にか底を打っていた」って感じです。
※ まだ底を打ったかどうかも定かではないですが…
これって私の相場に関する感度が鈍いからでしょうか??
長期投資に頭を完全に切り替えているので日々の株価をあんまり気にしてないからでしょうか??
たまたまとか抜きで論理的に考えて3月8日近辺で株を買えた人はいますか??
何が言いたいかいうと…
結局、安値で買って高値で売るっていうことは無理ゲーということです。
他の投資家を出し抜いてうまく立ち回れるって思うのは幻想ということ。
それができる人は極々一部の天才トレーダーだけです。
短期投資家のために一応ロウソク足のチャートも載せておきます。
「赤字の企業は戻りが悪い」について
もう一度S&P500の推移を見てみます。
これを踏まえた上で、調べてみる銘柄は以下の6銘柄です。
好業績:アップル、コストコ、ビザ
赤字企業:ロビンフッド・マーケッツ、テラドックテラス、ビヨンドミート
高値は2021年1月以降の高値を採用しています。
まずはアップルから
高値までは回復していないですが、ほぼ高値まで回復しています。
コストコ
すでに高値を更新しています。
ビザ
S&P500よりは回復力が鈍いですが、赤字企業と比べると雲泥の差です。
次は赤字企業を見ていきます。
ロビンフッド・マーケッツ
一目瞭然ですが、まったくと言っていいほど株価は回復していません。
テラドックテラス
ビヨンドミート
もう何も書く必要がないくらい、赤字企業は株価が戻ってきていないことがわかります。
この3銘柄は2021年に個人投資家に大人気だった銘柄なんです。
個人投資家に人気があった銘柄を見ると、この3銘柄とほぼ同じ結果になっています。
問題はこういう赤字企業の株価はずっと持っていたらある程度戻ってくるのか??ということです。
運がよければある程度は戻ってくると思いますが、それでも高値の50%くらいが限界だと思います。
業績がめちゃくちゃ伸びれば話しは別ですが…
整理すると…
赤字企業に投資して運よく儲かる相場は中央銀行が量的緩和を行っている時だけです。
そういう相場を過剰流動性相場といいます。
やっぱり一か八かで投資するのは良いことがありません。
一番やってはいけないことは、赤字企業に投資して損した人が損を取り戻そうと思って、また一か八か投資をすることです!