2024年3月:米消費者物価指数(CPI)

#919

こんにちは、チャーリーです!

この前私の同業者と話した時にショックなことがあったので紹介します。

2022年3月からアメリカがインフレを鎮静化させるために利上げを開始しました。

2022年以降、お客様にオススメした株価が激下がりして目も当てられない状況になっていると…

だからアメリカ株から撤退して、日本株からも撤退したので、個別株運用から完全撤退したみたいです。

ズームなどの株をオススメしていたみたいです。

今は投資信託だけをオススメしているらしい。

原理原則に基づいて投資さえすれば失敗する確率はかなり減らせるのに…

 

 

余談が過ぎました。

本題に入ります。

2024年4月10日に米労働省労働統計局がアメリカの消費者物価指数(CPI)を発表しました。

米CPIの発表を受けて株式市場が下落しました。

前日比

NYダウ:-1.09%下落

S&P500:-0.95%下落

NASDAQ:-0.84%下落

 

米CPIの結果に反応したのは株価だけではありません。

為替も円安に振れました。

152.94円まで円安になりました。

 

 

CPIがどんな内容だったか見ていきます。

2024年2月の米消費者物価指数(CPI)は以下の通りでした。

・総合指数は前年同月比:3.5%上昇

・変動が激しい食品・エネルギーを除いたコア指数は前年同月比:3.8%上昇

総合指数が3月の米CPIより伸びています。

 

コロナ前の2019年からの消費者物価指数(CPI)の推移を見てください。

 

 

総合指数が上昇していることがわかると思います。

アメリカのインフレは沈静化に向けて突き進んでいると勝手に決めつけていましたが、なかなか沈静化しません。

粘着力があるインフレです。

 

インフレが沈静化しないどころか、インフレ率が上昇してしまったので利下げ期待が後退して株安ドル高になってしまいました。

月初に発表があった雇用統計も堅調な結果が発表されたことでアメリカ経済の力強さを表しました。

ただ、FRBとしては多少景気が減速してもいいのでインフレを退治することの方が大事なことです。

アメリカ経済が堅調だとインフレは沈静化しにくいので。

FRBが利下げを市場に匂わせるのが早すぎたのかもしれません。

 

どの項目のインフレ率が伸びたのかと言うと…

「ガソリン価格」です。

 

原油価格がまた上昇していることがすごく関係しています。

2024年に入ってから上昇しています。

本当に早くインフレがコロナ禍前の水準に戻ってほしいです。

 

 

整理すると…

アメリカのインフレがなかなか収まりません。

これはアメリカ経済が予想以上に堅調に推移しているからです。

高インフレ下じゃなかったら喜ばしいことですが、今は手放しでは喜べません。

利下げのことは後回しにして、インフレを一刻も早く退治してほしいです。

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