2023年11月:米消費者物価指数(CPI)

#850

こんにちは、チャーリーです!

本題に入る前に報告をします。

 

以前のブログで12月11日(月)に法人向けセミナーを行いますとお伝えしていました。

無事に終わったので報告します。

今回の投資セミナーはいつもと違って、投資に興味がない人まで参加するので少し心配していました。

法人の福利厚生の一環で開催してくれたセミナーでしたので。

 

結論

大盛況でした!

投資に無関心だった方もどんどん食いついてきてくれたので安心しました。

その無関心だった方ではないですが、違う方から翌日メールが届きました。

要約すると…

「私は前職が保険会社(プルデンシャル生命)でしたが、元お客様からいまだに私に資産運用の相談があります。そのお客様をお繋ぎできればと思いました」

わざわざ連絡してきてくださいました。

すごく嬉しいです!

最近、紹介が想定以上に増えてきたので自分自身でもビックリしているくらいです。

 

 

それでは本題に入ります。

2023年12月12日に米労働省労働統計局がアメリカの消費者物価指数(CPI)を発表しました。

 

さっそく発表された11月の米消費者物価指数(CPI)を見てみます。

・総合指数は前年同月比:3.1%上昇

・変動が激しい食品・エネルギーを除いたコア指数は前年同月比:4.0%上昇

 

コロナ前の2019年からの推移を見てみます。

 

アメリカは2023年12月13日のFOMC(連邦公開市場委員会)で3会合連続で金利水準を据え置きしました。

利上げを行いませんでした。

 

その理由は上記のグラフを見たらわかると思います。

アメリカの物価はピークアウトして落ち着いてきています。

 

明日のブログではFOMCメンバーが今後のアメリカ経済・金融政策をどう考えているのかを書きたいと思います。

 

今日は少し話がズレますが、アメリカ・欧州・日本などはインフレに悩まされていますが、中国は違うみたいです。

2023年12月13日の日経新聞朝刊3面に書いてあることを要約します。

・中国の内需がさえない

・内需がさえないから企業が過剰在庫を抱えている

・過剰在庫を解消するために中国国外に安値で輸出している

インフレ=物価上昇

デフレ=物価下落

 

価格が安くなった中国製品が世界中に輸出されているので、インフレでモノの値段が上がっているアメリカ・欧州・日本などの国では中国製品で溢れかえる可能性があります。

高くなった自国製品が売れず、安なっている中国製品が売れるという構造になりかねないです。

「堀」が浅い企業はかなり大変な目に合うかも…

堀とは、永続的な競争優位性のこと。

このことは今後も注視していきたいと思います。

 

 

整理すると…

アメリカの物価は沈静化しているのでインフレや利上げに関しては心配する必要はなさそうです。

対称的に日本はいまだにインフレが収まる気配すらありません。

中国は「デフレ輸出」ですし、次から次へとマイナスのニュースばかり流れてきますが、「堀」が深い企業を保有している人は慌てるだけ疲れるのでドンと構えておいてください。

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