2023年10月:米消費者物価指数(CPI)

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こんにちは、チャーリーです!

2023年11月14日に米労働省労働統計局がアメリカの消費者物価指数(CPI)を発表しました。

中小企業診断士の勉強中は新聞を読むくらいしかしてなかったので、CPIが鈍化してきているのは知っていますが、その程度しか知らないので気になります。

 

結局インフレが正常値にならないとアメリカの金利が高く維持されたままになるので経済的には向かい風が止まないです。

 

それではさっそく発表された10月の米消費者物価指数(CPI)を見てみます。

・総合指数は前年同月比:3.2%上昇

・変動が激しい食品・エネルギーを除いたコア指数は前年同月比:4.0%上昇

 

ちなみに私がブログを休載する前に書いた消費者物価指数(CPI)は2023年3月のCPIが最後でした。

その時のCPIは以下の通りです。

2023年10月のCPI

・総合指数は前年同期比:5.0%上昇

・変動が激しい食品・エネルギーを除いたコア指数は前年同期比:5.6%上昇

 

 

コロナ前の2019年からの推移を見てみます。

 

やっぱり過去の流れを見ないとダメですね。

過去からの流れを見たらインフレがどれくらい鈍化しているのかが一目瞭然でわかります。

 

アメリカの中央銀行であるFRBが目標にしているのは物価上昇率2.0%(総合指数)なので、まだ目標値と比べると高いですが、だいぶ目標値に近づいていることもわかります。

 

ここまでインフレが鈍化してきているので、そろそろ利上げ打ち止めになってもいい頃だと思います。

ただ、FRBは利上げ打ち止めを市場(投資家)に悟られてしまうと、企業活動、消費動向が旺盛になってまたインフレが加速しかねないので絶対に今のタイミングで利上げ打ち止めの雰囲気は出さないですが…

 

項目別に見ると今回大きく価格が下落したのはガソリンです。

2023年9月から5.0%も下落しました。

原油価格が下がっているのが影響しています。

 

住宅の賃料も依然と比べると上昇率がかなり鈍化しているのですごく良い兆候だと思います。

 

最後に2023年のFOMC(連邦公開市場委員会)の開催日程を貼りつけて終わりにします。

 

 

整理すると…

アメリカのインフレはかなり鈍化しています。

これは史上最速の行った利上げが功を奏したからです。

日本はまだインフレが収まる気配が見えません。

それはアメリカみたいに思い切って利上げをいないからです。

日本が利上げを行うと株価は大暴落、経済は急減速するのがわかっているので日銀が行えないでいますが、日本は一体どうなっていくのやら…

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