コストコは年会費だけではない!?

#955

こんにちは、チャーリーです!

前回のブログ(2024年3月-5月期 決算発表:コストコ)でコストコの決算内容のことを書きました。

私はコストコのことを書く時に幾度となく、コストコは年会費だけで利益を出そうとしていると書いてきました。

それがもしかしたら間違っているかもしれないと思い始めました。

それは「年会費を除いた営業利益」がどんどん増益になっているからです。

 

さっそく「年会費を除いた営業利益」を調べてみたいと思います。

季節によって商品販売はデコボコがあるので第3四半期累計で調べます。

 

年々増えていっているのがわかります。

 

ここである疑問が湧いてくると思います。

「もしかして原価率を操作しているので年会費を除いた営業利益が増益になっているんじゃないか」

こう思っても何も不思議ではありません。

 

コストコに行ったことがある人ならわかると思いますが、商品原価が89%で本当に利益が出るの??と思います。

もちろんここから人件費、宣伝広告費、配送費、水道光熱費などの販管費が引かれます。

しかも!!

コストコは他のスーパーと比べて駐車場は広いし、店舗は広いし、試食は多いし、レジが多いです。そして何よりも店員の人数が多いです!

本当にそれで利益なんか出るの??って本気で思います。

 

念のために同じ時期の原価率の推移も調べてみます。

調べてみたものの正直どう評価していいのかさっぱりわかりません。

まぁでも言えることはどの時期で見ても原価率が高いことだけは確かです。

原価率を操作して「年会費を除いた営業利益」を稼いでいないことだけはハッキリしました。

これこそ薄利多売の賜物です!

 

この原価率、且つあの店舗運営で「年会費を除いた営業利益」が出ているどころか年々増益になっているというのが本当に不思議です。

他社には本当に真似できないことだと思います。

原価率がコストコと同じくらいの「業務スーパー」がコストコと同じ店舗運営を行ったら間違いなく利益が出なくて倒産すると思います。

 

ちなみにコストコはニューヨークのマンハッタン北部にも店舗があるのでアメリカでは都心に店舗があります。

セントラルパークのすぐ近くです。

アメリカは国土は日本よりも広いですが、コストコはアメリカに606店舗あります。

日本は33店舗です。

 

 

整理すると…

コストコは原価率と店舗運営の良さで薄利多売でもどんどん「年会費を除いた営業利益」が伸びていることがわかりました。

有料会員数はどんどん伸びているし、実際買い物している人も増えているし文句のつけようがありません。

 

2

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です