原価率を調べてみる

#727

こんにちは、チャーリーです!

昨日のブログ(コストコが成長率が減速!??)でコストコのことを書きましたが、その記事の中に原価率を書きました。

コストコの原価率が高いのは比較的知られている話かもしれませんが、他のスーパーはどうなんでしょうか??

改めて調べてみたいと思います。

 

ちなみに原価率が高いというのは消費者にとっては嬉しいことです。

原価率=売上原価÷売上高×100

この計算式だと、仮に800円で仕入れたものを1,000円で売ると原価率80%ということになります。

 

お店が700円で仕入れたものを1,000円で売っているのと比べたら消費者はどちらが嬉しいですか??

この場合の原価率は70%です。

消費者からすると原価率が高い方が嬉しいに決まっています。

ただ、お店側すると原価率が高いと儲けが少なくなります。

 

コストコの原価率は「89.51%」です!

他のスーパーの原価率を調べて比較してみたいと思います。

 

調べてみるスーパーは以下の6社です。

ウォルマート(アメリカ)

クローガー(アメリカ)

ターゲット(アメリカ)

業務スーパー(日本)

オーケーストア(日本)

イオン(日本)

 

実際調べてみる前の予想ですが、アメリカのスーパーは全くわかりませんが、業務スーパーとかオーケーストアは商品を安く販売しているので原価率が高いと思います。

イオンが日本のスーパーの平均くらいかなと勝手に思っています…

 

さっそく調べてみます。

コストコの原価率が一番高かったです!

業務スーパーも原価率が高いですが、両方で買い物したことある私からすると買い物するときの環境が全く違います。

 

通路が広いのか狭いのか、試食がたくさんあるのかないのか、レジ(会計)が多いのか少ないのか、会計後に店員が商品をバッグに詰め替えてくれるのか自分で入れるのか、駐車場が広いのか広くないのか等々

違いを挙げたらキリがないくらいあります。

コストコと業務スーパーの両方に行ったことがある人ならわかると思います。

 

業務スーパーがもし、同じ原価率で同じサービスを行ったら一瞬で赤字になると思います。

もちろん他のスーパーも同じです。

 

じゃーなぜコストコだけそんな離れ業ができるのかというと…

「年会費」を取っているからです。

これは昨日のブログ(コストコが成長率が減速!??)で書いたことなので詳細は(コストコが成長率が減速!??)を参照してください。

 

 

整理すると…

やっぱりコストコの原価率は群を抜いていました。

これこそがコストコの「強固な堀」であり、永続的な競争優位性なんです。

こういうビジネスモデルが構築できているからこそ、有料会員数が増え続けてイコール増益を続けることができるんです。

こういう企業の株は一喜一憂せず、長く持てば持つほど株主にとってはメリットが大きくなるので変なニュースや株価の浮き沈みに惑わされないようにしましょう。

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