コストコは日本でどうなのか??
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こんにちは、チャーリーです!
あるお客様とお話しするときにコストコは昔と比べたらかなり値段が上がったとよく言われます。ドリンクのカップも昔はもっと大きかった…などなど。
そのお客様はなんだかんでコストコ株を保有されていて儲かっていますが、お会いする度に言われます。
他のお客様も「1ヶ月に1回程度コストコに行くペースだと年会費がペイできないと思う」、「店舗が遠い」と言います。
確かに仰る通りだと思います。
私もコストコで買い物しますが、車で40分くらいの場所にありますし、そもそも日本の冷蔵庫・冷凍庫だと買い物できる数量も限られてしまいます。
でもここで想像してほしいことがあります。
「コストコはどの国が主力市場なのか??」
こればっかりはコストコの店舗数を見るしかありません。
コストコの店舗数は以下の通りです。
2023年11月29日に公表されたデータ
世界全体870店舗
・アメリカ599店舗
・カナダ108店舗
・メキシコ40店舗
・日本33店舗
・イギリス29店舗
・韓国18店舗
・オーストラリア15店舗
・台湾14店舗
・中国5店舗
・スペイン4店舗
・フランス2店舗
・アイスランド1店舗
・ニュージーランド1店舗
・スウェーデン1店舗
コストコの主力市場は完全にアメリカとカナダということがわかります。
アメリカとカナダだけで全体の81.2%を占めています。
日本はというと…全体の3.8%です。
しかも日本は所得が長年上がっていない国です。
何が言いたいのかというと…
主力市場でもない日本での感覚でコストコを見てしまったらコストコの良さが見えにくくなるということです。
例えば
ニューヨークのコストコだと一番近い店舗が約3km先にあります。
しかもアメリカは年々所得が増えていっています。
※ 所得の件はアメリカに限ったことではないですが…
アメリカは年会費を5年~6年のペースで値上げしています。
所得が上がっていない日本でもしこのペースで年会費を値上げしていったらコストコの会員を退会する人が多くなると思います。
日本で退会する人がもし増えると日本人がコストコに対するイメージが悪くなります。
本当に年会費を日本でも値上げするかどうかはわかりませんが、このように日本感覚でコストコを見てしまうとコストコの良さが見えにくくなるので注意した方がいいです。
これはコストコに限ったことではないですが、海外のすべての企業に言えることだと思います。
整理すると…
私もそうですが、海外で生活したことがない人からするとどうしても日本感覚で海外企業を見てしまいます。
だからこそ、私はコストコの有料会員数の推移などを調べて、コストコの海外での評価を見定めようとしています。
数字だけは嘘をつかないので今後も気を付けていきたいと思います。