2021年第2四半期:クラウドサービス市場について

#346

こんにちは、チャーリーです!

私はアマゾンを保有していますが、アマゾンの収益の稼ぎ頭はネット通販ではなく、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のクラウドサービス事業なんです。

今回は、そのクラウドサービス市場について調べてみたいと思います。

 

その前に、クラウドサービスとは…

クラウドサービスとは、利用者が大規模なインフラやソフトウェアを持たなくても、インターネット上で必要に応じてサービスを利用できるサービスのこと。

 

別の言い方をすると…

IDとパスワードさえわかっていれば、どの通信機器(スマホ・パソコン・タブレットなど)からでも、そのサービスが使えるってことです。

例えば、LINE、インスタ、TikTok、ネットゲーム、ネットフリックス、ズームなどのオンライン会議などが全てそうです。

こうやって改めて考えると、世の中のサービスのほとんどがクラウドサービスですね…

 

 

以下の表はすべて調査会社canalys(カナリス)の調査レポートから数字を拾って作成しています。

canalys(カナリス)はこちら

 

このクラウドサービスの市場規模の推移を調べてみます。

  

コロナ禍になって、巣ごもり需要や在宅勤務が増えたことでクラウドサービスが伸びているというのをよく目にしていましたが、2021年第2四半期を見ると、仮にコロナが完全に終息したとしてもクラウドサービス市場は伸び続ける確率が高いと思いました。

21.1Qから21.2Qで12.4%も増加しています。

 

次にクラウドサービスの市場シェアを調べてみたいと思います。

AWS:アマゾン

Azure(アジュール):マイクロソフト

 

アマゾンが世界シェアトップというのがわかりますが、今までのシェアの推移を見た方がよりわかりやすいと思うので、過去を遡って調べてみたいと思います。

 

これを見ると、2019年当時からクラウドサービス市場はアマゾン、マイクロソフト、グーグルの3社で大半を占めていることがわかります。

また、アマゾンがずっと世界シェアトップの座を維持していることもわかります!

マイクロソフトのシェアが少しずつ伸びています。

マイクロソフトはアマゾンのシェアを奪っているというよりも、その他のシェアを奪っています。

 

 

整理すると…

まずは、仮にコロナが完全に終息してもクラウドサービス市場は今後も伸び続ける可能性が高いというのがわかったのでよかったです。

アマゾンもシェアをキープできていることが確認できたし。

ただ、1つ気になるのはマイクロソフトのクラウドサービスであるAzure(アジュール)です。Azureのシェアが少しずつ伸びてきているからです。

引き続き注視していきたいと思います。

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