円安すぎて投資できない…
#981
こんにちは、チャーリーです!
急激な円高・株安になっています。
前にも書きましたが、お客様で狼狽して私に連絡してきた人は1人だけいました。
他のお客様はいい意味で株価を見ていないし、どれだけ短くても5年間は保有すると投資時に決めているのであんまり気にしてないと思います。
そう思いたいです。
あとは、お客様以外でも知り合いでつみたてNISAをしている人が「不安なのでつみたてNISAを一時休止した方がいいですか??」と連絡してきたくらいです。
読者の皆さんは狼狽していないですか??
大丈夫ですか??
今回のブログではそもそも…って思うことを書きたいと思います。
タイトルにも書いたことです。
2022年からドル/円為替が急激に円安になり始めました。
それはアメリカの利上げが大きく関係しています。
1年前の150円近辺(160円になる前)の時から一部の人からこんなことを言われていました。
「為替が円安すぎてアメリカ株に投資できないです」
そう言っていた人は今の円高でアメリカ株に投資できたのでしょうか??
一般的な投資家心理からいうと、円高になっても投資できていないと思います。
理由は2つあると思います。
・欲が出るパターン
・恐怖に勝てないパターン
1つ目の「欲が出るパターン」について
円高になればなるほど、もっと安く買えるかも(円高で買えるかも)と考えて投資できないパターンです。
様子を見ている内に少しでも円安になったら投資するタイミングを逸したと思って投資できなくなります。
2つ目の「恐怖に勝てないパターン」について
安く(円高で)買った方がいいと頭ではわかっていても、実際円高になってくると恐怖が先行して投資する意欲がなくなるパターンです。
今後のためにも学習する必要があると思います。
結局安く買えるチャンスが到来しても勇気を振り絞って投資できる人は少ないということです。
これは私自身もそうです!
自分でそのことをわかっているので「相場と対峙しない」と決めているんです。
「相場と対峙しない」というのは、売買のタイミングを計らないということです。
もちろんよっぽど割高だったら話は変わってきますが、少々の割高であれば目を瞑って投資するようにしています。
じゃないと「欲と恐怖」に勝てないからです。
最後に今の日米の金利差の推移を載せて終わりにします。
2年国債の利回り差です。
今の金利差は3.691%。
2022年以降で金利差が3.691%近辺になっていたのは2022年9月です。
ちなみに2022年9月の為替は144円近辺で推移していました。
整理すると…
今回のブログで言いたかったことは、為替や株価の価格を見てうまく立ち回ろうとしても「欲と恐怖」が邪魔をしてなかなか投資できないということです。
そのことに気付くと今度は「相場と対峙しない」ことの重要さに気付くと思います。
今みたいに乱高下が激しい相場を見るのではなく、企業利益・EPS(1株あたりの利益)に注目するべきです。
増益になっていれば慌てたり、不安にならなくても大丈夫です。
ただの杞憂です。