EV市場で変調が起きている!?

#612

こんにちは、チャーリーです!

今回のブログは時事ネタとして読んでください。

最初に書きますけど、今回書く分野は個人的には投資対象に全く入っていないので、そういうつもりで読んでください。

ふーんそんなことが起きているんだって感じでいいです。

ただ、投資先を考える上で参考になります。

 

電気自動車(以下:EV)がなんで投資対象にならないのかというと…

「どの企業が勝ち残るのかわからないから」というのが一番大きい理由です!

とは言っても今後EVが世界的に主流になることは間違いと思います。

 

 

EVメーカーと言えば「テスラ」を思い浮かべる人が大多数だと思います。

実際テスラ車は売れていますし、世界トップのEVメーカーとして業界を引っ張ってきたのは間違いありません。

 

そのEV業界、もっというとテスラに強力なライバルが出現したんです!

それは中国企業の「BYD(比亜迪汽車)」です!

※ 読み方はそのままアルファベット読みのビーワイディー。

 

このBYDは2022年3月にはガソリン車の生産を完全に終了していて、新エネルギー車に特化した自動車メーカーに変貌しています。

新エネルギー車とは、EVとプラグインハイブリッド車のこと。

 

そのBYDが2022年7月3日に2022年1月~6月の累計販売台数を発表しました。

1月~6月の累計販売台数:641,400台

前年同期比:314.9%増加

 

64万台がすごいのかどうなのかピンときません…汗

同じ時期のテスラと比較してみます!

テスラ

1月~6月の累計販売台数:564,000台

前年同期比:46%増加

 

このことから言えることは、2022年1月~6月の販売台数はテスラを抜いてBYDが世界トップメーカーになったということです!

ただ、BYDの場合はEVだけではなく、プラグインハイブリッド車も販売台数も含まれはいますが…

 

世界市場で販売台数がトップになったので、自国である中国国内でも販売台数は当然トップです!

株価推移を見ると対称的な値動きになっています。

世界的にこれだけ株価が軟調に推移しているにも関わらず、BYDはほぼ上場来高値の水準で推移しています。

 

だからと言ってBYDに投資しましょうという話ではなくて、このようにEV市場はライバル会社が次々と出てきて、シェアを奪い合う壮絶な戦いは始まったばかりなんです!

ライバル企業が多いということは、それだけ価格競争に晒されやすくなるので利益も思ったように出ない可能性もあります。

 

 

整理すると…

投資で失敗したくないのであれば、こういうどの企業が勝ち残れるのかわからない分野への投資は避けて通りましょう。

今回はBYDとテスラに焦点を絞りましたが、他にもBMWやフォルクスワーゲンなども販売を伸ばしてきています。

EV市場の重要な市場は中国とヨーロッパです。

その中国市場でシェアトップのBYDが今後どうなるんでしょうか。

テスラは本当に勝ち残れるんでしょうか?

わからないことには手を出さないのが鉄則です!

失敗のもとです。

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