やっぱりバフェットは正しかった!!

#506

こんにちは、チャーリーです!

ここにきてバフェットのすごさが際立ってきました。

今は歴史的な高インフレ、ウクライナ情勢などで株式市場は軟調に推移しているのは周知の事実ですが、そんな中、バフェットが筆頭株主であり、会長・CEOを務めているバークシャーハサウェイ株が史上最高値水準で推移しています。

 

まずはバークシャーハサウェイの株価推移を見てください。

 

右肩上がりを続けており、2010年から4.81倍になっています。

この歴史的な高インフレに伴う利上げを控えていて、且つウクライナ情勢が悪化している時期でも下がっていません。

 

 

ちなみに2020年にカリスマ投資家ともてはやされたキャシー・ウッド氏のアークイノベーションETFと比較してみます。

2020年1月2日基準だと、ついにバークシャーハサウェイがアークイノベーションETFのパフォーマンスを逆転しました。

2020年1月2日~2022年2月26日

・アークイノベーションETF

 50.50ドル→ 67.82ドル

 上昇率:34.29%

・S&P500

 3,257.85ドル→ 4,84.65ドル

 上昇率:34.58%

・バークシャーハサウェイ

 342,261ドル→ 479,345ドル

 上昇率:40.05%

 

なぜこのようなことになったのかというと、ヒントが2022年2月26日に公表された「バフェットの株主への手紙(最新版)」に書いてありましたので、その内容を抜粋しながらブログを書いていきたいと思います。

バフェットの株主への手紙はこちら

 

余談ですが、今回の「バフェットの株主への手紙」や「年次報告書」などは当たり前ですが、全て英語で記載されていますが、「DeepL翻訳ツール」を使えば、ファイルごと翻訳してくれるので便利です。

 

この「バフェットの株主への手紙」には1ページ目に1965年からのEPS(1株あたりの利益)の増減率が載っています。

1965年~2021年末まで年間複利ベースで20.1%ずつ増加していると書いてあります。

同時期のS&P500が年間複利ベースで10.5%ということを考えると凄さがわかると思います。

どれだけ凄いかというと…

1965年にバークシャーハサウェイ株に100万円分投資していたら、2021年末に342億8140万円になっている計算になります。

 

S&P500の10.5%で計算すると…

100万円が2億9645万円なので116倍もパフォーマンスに差があります。

これだけの実績を57年間も残し続けているので世界中の投資家がバフェットに注目しているんです。

 

 

前置きがだいぶ長くなりましたが、「バフェットの株主への手紙」の中でバフェットが投資をする上で一番気にしていることは「銘柄を選ぶのではなく、ビジネスを選ぶ」ことと書いてあります。

 

前後の文章をそのまま抜粋します。

「持続的な経済的優位性と一流のCEOの両方を持つビジネスに有意義な投資をすることです。特に、私たちが保有する銘柄は、長期的な業績に対する期待に基づいており、市場のタイムリーな動きに対応するための手段とは考えていません。この点は非常に重要です。チャーリーと私は銘柄を選ぶのではなく、ビジネスを選ぶのです」

※ ここでのチャーリーはもちろんチャーリー・マンガーのことです。

 

 

どういう経済環境下になっても、人々から必要とされるビジネスを選んでいるのでインフレになっても影響が少なく、戦争が起きても影響が少ないんです。

 

銘柄ではなく、ビジネスを選んで投資をした結果どういう結果になっているのかが、「バフェットの株主への手紙」に載っています。

主要保有銘柄の投資金額と現在の評価額が載っているので一部転記して終わりにします。

・アップル

 投資金額:31,089百万ドル

 現在時価:161,155百万ドル

 増加率:5.18倍

・コカ・コーラ

 投資金額:1,299百万ドル

 現在時価:23,684百万ドル

 増加率:18.23倍

・ムーディーズ(格付け会社)

 投資金額:248百万ドル

 現在時価:9,636百万ドル

 増加率:38.85倍

・アメリカンエキスプレス

 投資金額:1,287百万ドル

 現在時価:24,804百万ドル

 増加率:19.27倍

 

 

整理すると…

やっぱり株価に投資するのではダメということを再認識しました。

業績を見ずに株価だけを見て投資するということは、半値以下になっているアーク銘柄に今投資するようなものだと思います。

ビジネスを選んで、銘柄で選んで投資してはいけないっていうのは伝え方が難しいですが、例えば、トヨタ自動車だったら大丈夫と思って安易に投資するとか、ハイテク企業じゃないと投資しても儲からないと思ってハイテク株に投資するような感じだと思います。

永続的に競争優位性を持っている企業(ビジネス)であれば、投資家から不人気の地味な企業(ビジネス)でも十分すぎるくらい儲かります。

このことはバフェットが実証済みです!

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