バブル崩壊に備える!

#235

こんにちは、チャーリーです!

バフェットがよく「未来は予測できない。しかし、危機に備えることはできる」と言っています。

危機に備えると言ってもいろんな方法があります。

 

例えば…

・大暴落した時に株を買えるように現金を持っておく

・事前に企業本来の価値を把握しておく

・過去のバブル崩壊時の業績を調べておく

などいろいろあると思います。

 

今回はいつ起こるかわからないバブル崩壊に備えて、「過去のバブル崩壊時の業績」を調べていきます。

過去のそういう時の業績を知っていれば、長期投資に向いている銘柄なのか、バブルが崩壊して不景気になった時に慌てなくて済むなどが見えてくると思います。

以前のブログでEPS(1株あたりの利益)と株価は連動していると書いたので、併せて読んだら今回の内容がより理解できると思います。

(なぜEPS(1株あたりの利益)気にしないといけないのか??)を参照してください。

 

 

調べてみる企業は以下の5銘柄です。

コストコ(会員制の大型スーパー)

ウォルマート(安さが売りのスーパー)

ヤムブランズ(ケンタッキーなどをチェーン展開している会社)

マコーミック(香辛料メーカー)

ムーディーズ(格付け会社)

※ 本当はS&Pグローバル社(格付け会社)の業績を調べたかったけど、年次報告書の数字が途中でわけがわからなくなったので諦めました…泣

 

調べた指標は「純利益」「EPS(1株あたりの利益)」です。

以下の表は全て各社の年次報告書から数字を拾って作成しています。

※ 表には見づらくなるので数字を載せていませんが、最後に具体的な数字も添付します。

 

まずはコストコから

 

 

次にウォルマート

 

ヤムブランズ

 

マコーミック

 

ムーディーズ

上記の銘柄すべてに共通していることは、バブルが崩壊して世界的に不景気に陥ったとしても赤字にはなっていません。

むしろ、不況時にも業績が伸びている企業があります!

ここで大事なことは、「業績が伸びても、株価は下がる」ということです。いくら不況時に業績が伸びたとしても、株価は売却する人が多ければ一時的には業績とは関係なく下がってしまいます。

株価だけ見て投資している人は、そういう時に狼狽して大多数の人と同様に売却してしまう可能性が高いです。ただ、過去の業績まで把握して投資している人は狼狽する可能性が極めて低いので持ち切れると思います。

もっと言うと、業績が伸びているのに株価だけ下がっている状態の時に買い増しすることも可能だと思います。

 

 

最後に各社の具体的な数字(業績)を添付します。

 

整理すると…

バブルが崩壊して不況になったとしても業績が伸びている企業は存在するということを認識しているだけで、長期投資するにあたってぜんぜん違うと思います。

景気動向に振り回されない銘柄を持つことがすごく大事だということがよくわかりました。

ちなみに、今回の記事はバブル崩壊に焦点を当てて書きましたが、世界各国の中央銀行が量的緩和政策を行っているし、ゼロ金利も2023年の年末までは続くので、まだまだバブルは崩壊しないと思っています。

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