バークシャーハサウェイの投資状況:2020年12月末時点

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こんにちは、チャーリーです!

ウォーレン・バフェットの投資状況の調べ方がずっとわからなくて、いろんなサイトの情報だけが頼りでしたが、やっと自分で最新情報の見方がわかったので、最新投資状況を紹介していきたいと思います。

 

 

さっそくウォーレン・バフェットが会長を務めているバークシャーハサウェイの投資状況を見ていきます。

以下のデータは米証券取引委員会(SEC)のフォーム13Fから数字を拾って作成しています。

フォーム13Fはこちら

 

 

バークシャーハサウェイは2020年12月末時点で合計2,699億ドル(約28兆3400億円)分の株式投資をしています。

銘柄数は47銘柄です。

 

ここでまず注目しないといけないことは28兆円という金額ではありません。

上記の表は投資評価額が多い上位10銘柄を載せています。

注目すべきところは、この上位10銘柄だけ全体の85.23%を占めているということです!

もっと言うと、上位5銘柄だけで74%も占めています!

 

バフェットは昔から一貫して分散投資はすべきではないと言っていますが、まさしくそれを体現しています。

簡単に言うと、分散投資しすぎると自分がよく知らない銘柄まで投資をすることになるので、リスクが高くなると言っています。

※ 分散投資のことについては、過去ブログ(どれくらい分散するのがいいのか??)を参照してください。

 

 

上記のことはバークシャーハサウェイにとっては全く目新しいことではないですが、そのこととは別に今回の最新の投資状況でわかったことは、通信サービス大手の「ベライゾン」、石油関連企業の「シェブロン」を新しく買ったことです!!

 

いくら分買ったかというと…

※ 投資金額はわからないので、2020年12月31日時点での評価額で書きます。

・ベライゾン:約86億ドル(約9030億円)

・シェブロン:約41億ドル(約4305億円)

 

この購入により、投資比率のランキングの6位にベライゾン10位にシェブロンがランクインしました。

 

個人的には「さすがバフェット!」と言える投資だと思います。

何がさすがかというと、この時期に誰も見向きもしていない、ハッキリ言って「不人気銘柄」に投資したことです!

これぞバリュー投資(割安株投資)と言えると思います。

 

不人気銘柄=投資家から無視されているため、株価が割安に放置されていることがあります。それを見逃さずに買ったのがすごいです。

バフェットはこの投資方法で誰にも真似できない投資成果を残してきました。

 

なぜベライゾン、とシェブロンを買ったのかは次回のブログで考えていきたいと思います。

 

 

整理すると…

今回の投資はバフェットらしい投資だと言えます。

過去の投資を見てもコカ・コーラ株やアメリカンエキスプレス株を買ったタイミングはまさしく、誰も見向きをしていなかった時期に買っています。もう売却していますが、リーマンショック時に誰も買いたがらなかったゴールドマンサックス株を50億ドル買ったのもそうです。

なぜベライゾンとシェブロンなのかを調べるのが楽しみです!

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