また30,000ドル割れ!? ビットコインに追い打ちをかける中国

#303

こんにちは、チャーリーです!

2021年に入ってビットコインを始めとした仮想通貨は厳しい展開が続いています。

まずテスラCEOのイーロン・マスク氏がビットコインのことをツイッターで呟いて大きく売られました。

それに続いて今度は中国政府が「仮想通貨は実物資産の裏付けがない」などの発言をしたためにさらに売られやすい状況が続いていました。

 

ビットコインの値動きを見てみます。

 

2020年~2021年4月までは調子よく上がっていましたが、2021年4月以降は上記したように逆風がビュンビュン吹いて下落が続いています。

 

 

しかも、今回下落し始めて2回目となる30,000ドルを一時割れてしまいました。

※ 30,000ドル割れは2021年5月19日以来です。

 

 

なぜ再びビットコインが大きく売られ始めたかというと…

主な理由は2つあります!

① 2021年6月21日に中国の中央銀行である中国人民銀行が「中国商工銀行、中国農業銀行、中国建設銀行、中国郵政儲蓄銀行、アリペイに対して暗号通貨(仮想通貨)取引の取り締まりを強化するように指示をした。

② 中国国務院(内閣に相当)が金融分野のリスク抑制に向けた一連の措置として、ビットコインのマイニングと取引を取り締まると発表した。

 

 

①に関しては中国政府は以前から暗号通貨(仮想通貨)に対して取引を禁止したりと規制を強化していたので目新しさはないのですが、問題は②なんです。

 

世界的に今は環境保護が叫ばれている中、電力を大量に使うビットコインのマイニング作業は環境を破壊しているとの批判は以前からありました。

※ マイニング作業は、ビットコインを“いつ”、“誰が”、“どのくらいの量を取引したのか”を「第三者がチェックして承認する作業」のことをマイニングといいます。

 

マイニング作業は大気汚染を引き起こす石炭火力発電を利用しているとの理由から中国当局は規制を強化し始めていました。

ここまではまだいいとしても、びっくりすることがおきているんです…

それが、環境を汚染しない水力発電を利用している四川省のマイニングに閉鎖命令が出たことです!

 

このことで中国政府が本気で暗号通貨(仮想通貨)に対して経済秩序・金融秩序への脅威と捉えて規制しようとしていることがわかったんです。

 

その結果、ビットコインを始めとしたいろんな仮想通貨の価格が大きく下がりました。

 

 

整理すると…

このように将来どうなるのかわからない商品に投資するといろいろ予期せぬことが起きてしまいます。

今後どうなるかは全くわかりません!!

これが例えば、格付け会社のS&Pグローバル社に投資していたらどうですか??

例えば、ビザに投資ていたらどうですか??

例えば、香辛料メーカーのマコーミックに投資していたら??

例えば、歯磨き粉メーカーのコルゲートに投資していたら??

って考えると時代の流れとか全く関係ないので長期投資に向いています。

当然、基本的に毎年のように増益基調が続いています!

2

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です