バークシャーハサウェイは下がってない

#738

こんにちは、チャーリーです!

今年も残りわずかになりました。

今年のブログは12月27日を最後にして、来年は1月4日から再開いたします。

 

2022年は年初から波乱続きの年でした。

 

簡単に振り返ってみます。

結果として今年の高値が1月3日。

2月にはロシアがウクライナに侵攻。

アメリカの物価も40年ぶりの高水準になる。

3月にFRBが利上げを開始。

その後、4会合連続で0.75%利上げ。

 

この波乱の相場の中、当然私もかなり投資資産が減りました。

市場平均であるS&P500の推移を見てみます。

   

改めて見てもいいところが全くない年でした。

 

そんな中、バフェットが会長を務めるバークシャーハサウェイ社はどうなっているのかを調べてみたいと思います。

高値からはもちろん下がっていますが、年初と比べると上がっています。

単純にバフェットの手腕に脱帽です。

 

今回のブログでは年別にS&P500とバークシャーハサウェイ株の騰落率を調べてみたいと思います。

表がごちゃごちゃするので年代別に分けて表示していきます。

 

2011年~2022年まで

黄色くなっているのは上昇率が勝っている方です。

当然、毎年S&P500の上昇率を上回っているわけではないですが、12年間の内8年間がS&P500を上回っています。

 

どんどんいきます。

次は2001年~2010年まで

 

1995年~2000年

1995年~2022年の28年間を比べるとバークシャーハサウェイ株の方が上昇している年が多いです。

たま~にバフェットはオワコンになったという記事を目にすることがありますが、全くそんなことはありません。

 

これはいろいろ理由が考えられます。

自分自身の投資のヒントになる部分も中にはあると思います。

・過度に分散投資をしていない

→ バークシャーハサウェイは全体の40%をアップル株に投資しています。

・「堀」が深い企業に投資している

→ 永続的に競争優位性がある企業のこと

・好きな銘柄でも株価が高い時には投資をしない

→ 16兆円の現金があっても投資をしない

・焦って結果を出そうとしない

・価値を生み出さないものには投資をしない

→ 金や暗号資産など

・自分が理解できるものにしか投資をしない

→ 投資対象のビジネスを理解していないと、何が競争優位性なのかが判断できない

・会社の派手さに惑わされない

→ 例えば貨物輸送の鉄道会社が投資対象に入るのかどうなのか

 

私が思い出せるバフェットの考え方は以上ですが、この中にもヒントになることはたくさんあると思います。

1つ1つは別々に思えますが、つながっている部分が多いです。

例えば、「自分が理解できるものにしか投資しない」というのと、「堀が深い企業に投資している」というのと、「過度に分散投資しない」というのは一緒のことを言っています。

バフェットやバフェットの右腕であるチャーリー・マンガーの基本的な考え方は失敗している人の真似をしないということが根底にあります。

失敗している人は数多くの共通点があります。

それを避けて通るだけで十分成功できます。

前述したバフェットの投資のやり方もそういう観点でもう一度見直してみるとおもしろいと思います。

 

 

整理すると…

こういう不安定なときこそ、基本に忠実に行動した方がいいと思います。

経験上、上昇局面では大して運用の差は出ませんが、下落局面では大きく差が出てしまいます。

もっというと、下落相場が終わって上昇相場になった時の行動も大きく差が出てしまいます。

なのでバフェットの投資の考え方を再確認すべき時期だと思います。

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