NFL選手:ジェリー・リチャードソン
#946
こんにちは、チャーリーです!
今読んでいる本で面白いことが書いてあったので紹介します。
ニック・マジューリ【著】、児島修【訳】、ダイヤモンド社【出版】
この本の84ページに書いてある見出し
「NFL史上唯一の億万長者が資産の大半を引退後に稼げた理由」
まずNFLと言われても何のことかわからない人もいると思うので説明します。
NFLとは
…ナショナル・フットボール・リーグの頭文字で、アメリカンフットボールリーグのこと。
アメフトはアメリカで最も人気があるプロスポーツです。
野球でもバスケットでもアイスホッケーでもなく、一番人気はアメフト。
そのアメフト選手の最高年俸をネットで調べるとこの人でした。
デショーン・ワトソン選手
年俸は約5,499万ドル(約82億4,850万円)です。
※ 1ドル=150円で計算
ここで前述した「NFL史上唯一の億万長者…」という文言に引っ掛かった人はいないですか??
年俸が82億円の人がいるということは億万長者の人は掃き捨てるくらいいるんじゃないのって。
私も一瞬そう思いましたが、アメリカでいう億万長者は1億ドル以上のことを言います。
1億円じゃなくて1億ドル。
話を本題に戻します。
本に書いてある「NFL史上唯一の億万長者」が誰かというと、ジェリー・リチャードソンらしいです。
2023年に86歳で亡くなりました。
現役時代は無名選手だったみたいです。
その無名選手がどうやって1億ドル以上も稼げるようになったか気になりますよね。
実は
1億ドル以上稼げるようになったのは現役時代ではありません。
引退した後です。
ジェリー・リチャードソンはNFLを引退した後に、ハンバーガーチェーンの「ハーディーズ」のフランチャイズ店のオーナーになり、全米各地に店舗を展開していきました。
ジェリー・リチャードソンはこんなことではまだ満足しません。
フランチャイズ店のオーナーで稼いだお金で「NFLカロライナ・パンサーズのオーナー」になりました。
規模感はわからないですが、日本でいうとこんなイメージです。
無名のプロ野球選手が引退後にマクドナルドのフランチャイズ店のオーナーになって、日本全国でフランチャイズ店を展開していきます。
その後、新球団を設立してプロ野球球団のオーナーになった。
繰り返しますが、規模感はまったくわからないですがイメージはこんな感じです。
その規模まできたら1年間で1億ドル以上稼ぐのはわけないことだと思います。
このエピソードで何が言いたいかというと
「資産を築くにはオーナーになること」
これは本気でそう思います。
ただ、オーナーと言っても色々な形式があります。
・ジェリー・リチャードソンみたいにフランチャイズ店のオーナーになる。
・不動産の大家(オーナー)になる
・起業して企業オーナーになる
・株式投資をして企業オーナーになる
など。
どの形態のオーナーでもいいと思います。
資産を築こうと思ったらオーナーにならない限りかなり難しいです。
私は「株式投資をして企業オーナーになる」という選択を取っていますし、それが一番ハードルが低いと思っているのでオススメしています。
整理すると…
株式投資をして企業オーナーになると、コストコ、アップルなどの超優秀な社員が一生懸命働いてくれて稼いだ利益がオーナー(株主)の持ち分に応じて分配されます。
私より100倍能力が高い社員が企業利益を最大化するために働いてくれるんです。
「企業利益=オーナー(株主)の利益」と言われてもピンとこないかもしれませんが、実際そうなんです。
私は株価に投資するのではなく、ビジネスに投資することをオススメしているのでイメージがつきやすいかもしれません。
EPS(1株あたりの利益)の増加=株主が恩恵を受ける。
資産を築こうと思ったらどの形態でもいいのでオーナーにならない限りはほぼ無理だということを知っておいて損はないです。