今の相場はバーゲンセール中なのか??

#571

こんにちは、チャーリーです!

今はインフレ、利上げ、中国のロックダウン、ウクライナ情勢など多岐にわたって株式市場に逆風が吹いています。

 

まずは株価推移を見てみます。

 

 

 

それぞれ高値を付けた時期は違いますが下落しています。

日経平均株価の下落率がアメリカと比べて低いのは、円安の影響が大きいと思います。

 

 

ここで考えないといけないことは、「この下がったところはバーゲンセール中と考えて積極的に買ってもいいのか??」です。

 

ちなみに世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏は今の時期に他の投資家が真似できない規模で積極的に買っています。

詳しくは明日のブログで書くつもりですが、単純計算で2022年1-3月の3ヵ月間で404.61億ドル(約4兆4507億円)分投資しています。

2021年12月末の手元資金:1467.19億ドル

2022年3月末の手元資金:1062.58億ドル

404.61億ドル手元資金が減少しているのは投資に回したからです。

 

バフェットは骨の髄までバリュー投資家ということを忘れて真似をしたら財産を失います。

※ バリュー投資とは、企業価値よりも割安になっている企業に投資すること。

 

ここでの最大のポイントは、「企業価値よりも割安になっている」ということです!

株価下落=割安ではないので要注意!!

 

このことがわからず、株価が大きく下がった銘柄に投資すると財産を失いかねません。

例えば

野菜などの食品でも他の商品でもたまに見かけるのは「訳あり商品」です。

「訳あり商品」とは、傷があったり汚れていたりしているので、正規品と比べると安く買える商品のことを言います。

靴を例に考えて想像してみてください。

靴を買おうと思って靴屋さんに行ったときに、傷が付いていたり、汚れているので「訳あり商品」として安く売られていたとします。

 

これって商品価値と比べて割安になっているんでしょうか??

逆に新品同然なのに(品質がいいのに)、お店の事情で定価よりも安く売られていたらどうですか??

 

どっちのパターンが商品価値と比べて割安だと思いますか?

かなり抽象的な例ですが、このことって株式投資にも同じことが言えると思いませんか??

 

株価下落=割安ではないってことが言いたいんです!

バフェットは企業価値(商品価値)が高いまま、株価だけが下がっている企業に投資しているんです。

企業価値(商品価値)が低いので、安く売られているものは割安とは言いません。

今は全体的に株価が下がっていますが、全ての銘柄がバーゲンセール中ではないので注意してください。

 

 

整理すると…

今回の記事はかなり抽象的な話になってしまいましたが、言いたいことはわかっていただけましたか?

株価だけ見て判断したら「訳あり商品」や粗悪品が安く売られている状態を絶好の買いチャンスだと勘違いして損してしまう可能性が高くなります。

別の言い方をすると、「安物買いの銭失い」状態になってしまいます。

その商品や企業の価値がわからないものに手を出すと失敗する確率が高くなるので気を付けて下さい。

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