ニュースに振り回されたらダメ…

#464

こんにちは、チャーリーです!

昨日のブログ(やっぱりビザはすごかった!!)を書いている途中に思ったことがあります。

「BNPL(後払い決済サービス)はビザにとって、ライバル的な存在でもないし、ビザの存在を脅かすサービスでもないにも関わらず、なぜ投資家は不安になってしまったのか??」

 

理由は2つ考えられると思います。

・BNPL(後払い決済サービス)のことを詳しく知らないので不安になる

・株価が下がったので、そのことが直接的な要因だと勘違いしてしまった

 

この2つの理由は関連性が高いのでわかりづらいと思いますが、チャーリー的には2つ目の「株価が下がったので、そのことが直接的な要因だと勘違いしてしまった」というのが投資家が不安になってしまった大きな要因だと思います。

 

2020年1月からのビザの株価推移と出来事を見てください。

 

アファームはBNPL(後払い決済サービス)の世界トップクラスの企業です。

これを見ると、ニュースが出たあとに株価が大きく下がっているので、それが直接的な要因かと勘違いしてしまうのがよくわかります。

 

 

ただ、実際は昨日のブログで書いたようにBNPL(後払い決済サービス)はビザにとって脅威になるサービスではありません。

むしろ、BNPLを利用することによって、消費者の消費意欲が増すので、ビザにとっては追い風になるサービスだと言ってもいいくらいです。

 

アマゾンがイギリスでビザのクレジット決済を排除すると発表したニュースにしても全く同じことが言えます。

そのあとに大きく株価が下がったので、株価が下がった理由がアマゾンによるビザ排除だと勘違いしてしまったんです。

 

もし、そうだとしたらビザ排除のニュースが出る前のビザの株価215.18ドル(11月16日終値)をなぜ今は超えて推移しているのでしょうか??

12月30日終値:217.87ドル

 

 

次にこのチャートを見てください。

見え方が変わってくると思います。

ビザの株価が下がったタイミングは決算発表後というのがわかります。

決算発表後に株価が下がった理由は、コロナの影響で減益になっていたり(第3四半期決算)、コロナで減益になっているにも関わらず株価が上昇したことで、割高になったので調整しただけなんです。

 

投資家がニュースを受けて不安になってビザ株を売り急いだことで株価が必要以上に下がったというのは間違いなくありますが、それは一時的なことなので時間が経てば適正な株価水準まで戻ってきます。

今のEPS(1株あたりの利益)なら220ドルくらいがまぁまぁ適正な水準かなと思います。

あとは、2022年1月28日に発表される2021年10月-12月期の決算発表の内容次第だと思います。

 

逆説的にいうと…

もしBNPL(後払い決済サービス)やアマゾンによるビザ排除のニュースの後に、あんまり株価が下がらなかったり、決算発表で株価が大きく上がっていたとしたら、そのニュースは気にも留めないと思います。

 

 

整理すると…

ニュースに惑わされて振り回されると無意味な売買をしてしまって、長期投資が実現できなくなります。

SNSや掲示板を見ると、詳しく調べてない人が不安を煽るように書いているケースがあるので、できるのであればそういうのも見ない方が無駄に振り回されなくて済むのでいいと思います。

業績を冷静に見て判断するようにしましょう!

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