平穏な相場はあるのか…
#459
こんにちは、チャーリーです!
また波乱の種が1つ増えました。
2021年12月19日にアメリカの与党・民主党のマンチン上院議員がバイデン政権の看板政策に対して反対すると断言しました。
バイデン政権の看板政策とは
10年間で1.7兆ドル(約200兆円)規模の資金を子育て支援や気候変動対策に費やす政策です。
そもそもなんで1人の議員が政策に反対しただけでこれだけ大事になるかというと、民主党と共和党の議席数が50議席ずつと半数ずつだからなんです。
※ 民主党50議席、共和党50議席で議席数が同数
賛否同数なら上院議長のハリス副大統領(民主党)が票を投じることができるため事実上、多数派ということになれます。
本来なら民主党同士なら同じ政策方針のはずなのに、マンチン上院議員がバイデン政権の看板政策に反対を表明したため、民主党が多数派になれなくなってしまいます。
今回は民主党議員の造反問題ですが、その前は39年ぶりのインフレ率、テーパリング、利上げ時期の前倒し、オミクロン変異株、コロナと経済にマイナスな出来事が立て続けに起きています。
今年は確かにいろんなことが立て続きに起きていますが、冷静に考えると「これって今年だけ??」と思います。
リーマンショック後の2009年3月から現在までどういう出来事があったかを思い出してみたいと思います。
この出来事は私が思い出せる範囲でしか書いていませんが、細かく調べるともっと投資家を悩ませる出来事があったはずです。
結局のところ何が言いたいかというと…
「平穏な相場はほぼ存在しない!」ということです。
ここで冷静にならないといけないことは…
平穏な時期がほぼなかったにも関わらず、アメリカの株価は歴史的にずっと右肩上がりを続けています!
今後も間違いなく、投資家を不安にさせる何かが起きます。
そうなったとしても慌てないことが大事です!
一番いいのは、「はいはいいつものことね」と気にしないことです。
といってもどうしても気になってしまうと思いますが…
でも、過去にもいろんなことがあった中でも、「アメリカは人口が増えて、消費が伸び続けているのでアメリカ経済は成長し続けている」という事実を知っていれば、過度に慌てることはなくなりますし、ニュースに振り回されなくなるかもしれません。
整理すると…
いろいろなネガティブなニュースが日々入ってきますが、これは今に始まったことではありません。
上記の表を見ても過去にもいろんなことが起きています。
でも、株価は上がり続けているんです!
アメリカは消費が伸び続けているという事実を把握して、ネガティブなニュースに振り回されないようにしましょう。