投資よりも大事なこと

#332

こんにちは、チャーリーです!

前回ブログの(家賃が払えない人が続出!?)の最後の最後で「バビロンの大富豪」という本のことに触れて、私自身も実践していると書きました。

今回はこの「バビロンの大富豪」という本に何が書かれているのかを解説していきたいと思います。

 

ジョージ・S・クレイソン【著】、大島豊【訳】

 

この本の内容を一言でいうと「ダバシアという男の借金返済記録」なんです!

しかも、紀元前710年前後に銅板に書かれていた話なんです。

えっ!?

借金返済記録??

しかも紀元前の話???

じゃー自分には関係ないわと思ったら大間違いです!!

 

何に投資するかよりも1億倍大事なことが書いてあるんです!

この本に書いてあることは7つです。

本書では黄金の「七つの知恵」と紹介してあります。

 

 

この「七つの知恵」を意訳して書くと…

第一の知恵:収入の1割は貯金すること

第二の知恵:収入の9割で生活できるように出費を見直す

第三の知恵:投資をしてお金に働いてもらう

第四の知恵:危険を冒せば、損失という形のペナルティを取られる

第五の知恵:自分の家を持つことは資産として値上がりするし、精神的にも安定する

第六の知恵:老後の資金などを計画的に準備すること

第七の知恵:上記6つの知恵を明確な目的に向かって実行すること

 

 

第一の知恵「収入の1割は貯金すること」について

どれだけ給料が少なくても、どれだけ苦しくても、この1割の貯金は死守しないといけないです!

贅沢しているつもりはないんだけど、なぜかお金が貯まんないんだよね…とか、

給料が少ないから貯まらないって思っている人が多いんじゃないですか??

そう思っている人は第二の知恵を見てください。

※ 借金がある人は、収入の2割を借金返済に回して、貯金分との差額の収入の7割で生活しないとダメと書いてあります。

 

 

第二の知恵「収入の9割で生活できるように出費を見直す」について

私が出費見直しでやったことの一例…

・無駄な保険は全て解約(損でも途中解約しました)

→ 突き詰めて考えると健康保険制度が充実している日本では最小限の保険だけで十分。

・スマホの契約を見直す

→ ahamoに切り替えると月々約3500円くらいになった

・外食を減らした

→ 今はコロナということもありますが、コロナ前から意識して外食の回数を減らした

 

この3つを見直すだけでもビックリするくらい出費が減ります!

そうやって不必要な出費を減らすことで収入の9割で生活ができるようになります。

今はアプリを使えば月々どれくらい出費があるのかがすぐわかるので、まずは何が削れるか見てみるといいです。

収入が増えたからといって出費まで増やしていたらいつまで経っても資産を築くことはできないです!

 

この七つの知恵は2000年以上前に銅板に書かれている内容ですが、2021年の現在でも1つ目・2つ目でつまづく人が多いと思います。

 

 

第三の知恵「投資をしてお金に働いてもらう」について

投資のことはいつもブログで書いているので今回は割愛します。

 

 

第四の知恵「危険を冒せば、損失という形のペナルティを取られる」について

手早く財産を作りたいという空想のような望みのために、道を誤ったらいけないです。

せっかく、毎月収入の1割を貯金して、それを投資に回しても損してしまったら元も子もないです。

この銅板に借金返済記録を書いたダバシアも最初の投資で大失敗しています。

→これは専門家じゃない人にお金を預けたからです。

 

今でいうと、訳も分からず上がっているという理由だけでビッドコインに投資するとか、去年大きく上がったテスラ株やアークETFに投資するようなイメージです。

 

 

第五の知恵「自分の家を持つことは資産として値上がりするし、精神的にも安定する」について

日本の場合、持ち家を持ったとしても10年後15年後20年後に資産価値が上昇している確率は極めて低いので、不動産じゃなく、負動産になってしまうので今の日本では当てはまらないです。

 

 

第六の知恵「老後の資金などを計画的に準備すること」について

これも私の肌感覚では実行できない人が多いです。

10年後、20年後にこうなりたいと思って、そうなるためには今何をしないといけないのかを考えてコツコツ続けられないんです。

短期で成果を出したいと考える人(良い言い方をすると合理的な人)が多いので、短期間で成果が出なかったらすぐ諦めてしまうんです。

それ以前に、短期で結果が出なさそうなことはハナから着手しようとしない。

 

 

第七の知恵「上記6つの知恵を明確な目的に向かって実行すること」について

えっ!?こんなこと?

もっと楽で効率がいいことを教えてほしいと思わずに、上記のことを実行するのみです!

 

 

整理すると…

この話が紀元前の実話ってことがすごいですよね!

ちなみに銅板に書かれている文字の解読を依頼されたノッティンガム大学の考古学者であるアルフレッド・Hシュルーヴェリィ氏も文字を解読しながら「七つの知恵」を実践して、借金を全て返済して富を築けたと1936年11月7日の手紙に書いています。

チャーリー的に一番大事なことは、「第一の知恵」「第二の知恵」です!!

日本の平均年収が465万円なので、単純計算で46万5000円を貯蓄して投資に回すことができます。

それを20年間、年率6.72%(アメリカの過去20年間の利回り)で運用すると、20年後には19,166,056円になります。

これでもうお金がないから投資できないって言い訳ができなくなるはずです!

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