2021年度 本決算発表:アメリカンエキスプレス

#482

こんにちは、チャーリーです!

2022年1月25日にクレジットカード会社のアメリカンエキスプレス(以下:アメックス)の決算発表がありました。

アメックスの業績を調べると、私が保有していて、且つ推奨銘柄でもあるビザの業績も何となくわかると思いますし、アメリカの消費動向も少しは見えてくると思うので調べていきたいと思います。

※ アメックスは私の推奨銘柄ではありません。

 

まずはアメックスの株価推移から見てみたいと思います。

  

アメックスは決算発表を受けて前日比8.92%も上昇しました。

 

 

さっそく業績内容を調べていきたいと思います。

以下の表はすべてアメックスが公表している財務表から数字を抜粋して作成しています。

財務表はこちら

 

売上高

 

純利益

純利益は過去最高を更新しています。

アメックスのプレスリリースを読むと、カード利用が増加したことが主な要因と書いてありました。

クレジットカード利用が増加しているということは、アメリカの消費は伸びているということですし、ビザの業績も悲観的になる必要はないということです。

 

そのカード利用の取引総量の推移を調べてみたいと思います。

去年と比べて23.74%伸びています。

しかも、取引総量は過去最高を更新しています。

アメリカはサプライチェーンが滞っているとか、コロナが収まらないとか、インフレの伸び率が39年6ヵ月ぶりとかいろいろ言われていますが、消費は着実に回復していることがアメックスの決算発表を見たらわかります。

 

しかも、もっと詳細に調べてみるとアメリカの力強さがよりわかります。

取引総量の増加率は2020年比で23.74%と上記しましたが、アメリカだけの増加率は以下の通りです。

2020年アメリカの取引量:708.1ビリオン

2021年アメリカの取引量:897.0ビリオン

増加率:26.67%増加

 

コロナ前の2019年とも比較してみます。

2019年の取引総量:1240.8ビリオン

2021年の取引総量:1284.2ビリオン

増加率:3.49%増加

 

2019年アメリカの取引量:827.7ビリオン

2021年アメリカの取引量:897.0ビリオン

増加率:8.37%増加

明らかにアメリカ本国の回復力が力強いのがわかります。

 

 

整理すると…

今は利上げだの、資産圧縮だの、ウクライナ情勢だのいろいろ不安要素がありますが、アメックスの業績を調べる限りはただの杞憂で終わりそうです。

結局は消費が伸びて、企業業績が伸びていれば何も心配する必要はないんです。

株価はいろいろなニュースで上がったり下がったりしますが問題ありません。企業業績が伸びていれば時間が解決してくれるので焦らないようにしましょう。

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