証券会社の存在意義
#970
こんにちは、チャーリーです!
珍事件が起きました。
私の妻はiPhone11を長い間使っていたので、つい先日買い替えました。
今まで使っていたiPhone11は小学6年生の次男が使うことになったので、次男がFace IDを登録しました。
そのiPhoneを小学3年生の三男が使おうとした時に珍事件が起きました。
なんと!!
三男の顔でもロックが解除できたんです。
いくら兄弟で顔が似ているといっても三男の顔でFace IDがロック解除できるなんて…。
セキュリティ上は大問題ですが、iPhone11で古いので仕方がないかなと勝手に納得しています。
本題に入ります。
今回のブログでは以前のブログでも書いたことがある内容でふと思ったことがあるのでそのことを書いていきたいと思います。
それは「つみたてNISAの平均保有期間」についてです。
※ 以下のデータは金融庁が公表しているデータ
インデックスファンドをつみたてNISAで保有している平均保有期間は以下の通りです。
解約者の平均保有期間:1.70年
未解約保有者の平均保有期間:1.14年
つみたてNISAで投資されている人は絶対と言ってくらい「長期投資が大事」ということを理解しているはずです。
ましてやインデックスファンドに投資するような人なら尚更です。
それを考えたら愕然とするくらい保有期間が短いです。
少し視点を変えてみます。
アクティブファンドをつみたてNISAで保有している平均保有期間を見てください。
解約者の平均保有期間:3.37年
未解約保有者の平均保有期間:2.28年
インデックスファンドの平均保有期間のちょうど2倍くらい長く保有していることがわかります。
ご幣を恐れず書くと、アクティブファンドは証券会社や銀行の営業員がオススメしている確率がめちゃくちゃ高いです。
つみたてNISAで投資するのに個人投資家がわざわざアクティブファンドをすすんで買うようなことはしないと思います。
このことから何が言えるのかというと…
・自分1人だけでは長期投資はハードルが高い
・金融機関はコンプラルールがあるので売却を促さない
ここで言いたいのは2つ目の「金融機関はコンプラルールがあるので売却を促さない」についてです。
私も以前は証券会社に勤めていたのでその辺の事情には詳しいです。
私が退職した後もどんどん投資信託の売却ルールが厳しくなっていると聞きます。
コンプラを遵守しないといけないので投資信託を証券会社から売却を促すことはかなり少なくなっているのは間違いないです。
その結果が、「平均保有期間」に表れているんだと思います。
短い期間で売却させない目的はどうであれ、そう考えるとまだまだ証券会社の存在意義があるのかなとふと思ったので書いてみました。
整理すると…
インデックスファンドの平均保有期間を見ると長期投資が「言うは易く行うは難し」だということを再認識します。
今の相場状況でこんな状態だったらもし暴落相場が訪れたらもっと解約する人が増えると思います。
証券会社が今後どう時代の変化に合わせて適応していくのか楽しみです。