アシックスの海外売上高
#885
こんにちは、チャーリーです!
昨日私の中では冷や汗をかなりかく出来事が起きました。
昨日は知り合いの経営者の方が他の経営者仲間を誘ってくれて私がオンラインで投資セミナーを行いました。
参加者は4人でした。
その内の2人が鋭い質問をどんどんしてきて、冷や汗をかきました。
例えば
「ほったらかしにするんでしたら個別銘柄ではなく、S&P500やオルカンの方がいいと思う」
「なんでS&P500やオルカンではなくて個別銘柄にこだわるんですか??」
などです。
2人ともS&P500やオルカンに投資することが正義だと信じてやんでいなかったので、どう説明しても納得はしてくれませんでした。
常に冷静に応対はできたのですが私もまだまだだなと痛感したセミナーでした。
本題に入ります。
昨日のブログ(海外進出はどの企業も考えている)でスポーツ用品メーカーのミズノのことを調べましたが、今回のブログではアシックスのことを調べたいと思います。
ちなみにアシックスの株価推移はこんな感じです。
デコボコしながらでも右肩上がりになっています。
それではさっそくアシックスの国内外の売上高を調べてみたいと思います。
以下の表はすべてアシックスの決算短信から数字を抜粋して作成しています。
決算短信はこちら
2014年から決算月が3月→12月に変更されています。
この表はあくまで売上高であって利益ではないですが、海外売上高の推移と株価推移がなんとなく似ていると感じます。
あとはキッコーマンの時とまったく同じで国内売上高だけに注目すると2007年からは概ね横ばいと言ってもいいと思います。
やっぱり消費者(人口)が増えない限りはどれだけ企業努力をしても売上は伸びないということです。
でもミズノと比べるとアシックスは海外売上高が右肩上がり傾向にあるので安心しました。
海外に進出しても海外のライバル会社に勝って売上高を伸ばしている企業とそうじゃない企業があるというのがわかったと思います。
なんでアシックスだけ海外売上高が伸びているのかまではこのブログでは調べませんが…
間違いなく言えるのは、人口(消費者)が増え続けている海外で成功しない限りは純利益が伸びていかないので株価も上がりにくいということです。
整理すると…
前回、今回のブログで日本企業は海外に進出しても海外のライバル会社に勝ち続けられるかどうかはまた別の話ということがわかっていただけたと思います。
同業種の中でも当然優劣の差が生まれてしまいます。
さらになぜ海外のライバル会社に勝ち続けられるのかというのは、その企業のビジネスモデルを知らない限りは判断できません。
そう考えると株式投資はかなり難易度が高いって感じがしますよね…
自分がビジネスモデルを理解できる企業にだけ投資すれば難易度は高くならないです。
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