アップル株下落中

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こんにちは、チャーリーです!

今は日経平均株価が史上初めて4万円を超えている相場状況ですし、S&P500も5,100ドルを超えていてアメリカも史上最高値を更新しています。

全体的に株価が上がっており、投資家はウハウハになっています。

 

ただこの相場状況の中、アップルの株価は下落しています。

株価推移を見てください。

 

今は相場状況が良すぎるので悪い意味で目立っています。

高値からの下落率

2023年12月14日:198.11ドル

2024年3月6日:169.12ドル

下落率:14.6%下落

 

昨日のブログ(アメリカ株は割高なのか??)でも書きましたが、全体的には企業価値以上に株価が上がっているので割高になっていますが、アップルは逆に株価が下がっているので若干割安になっています。

株価が下がると不安になるかもしれませんが、私たちに出来ることは「何もしないこと」しかないので一喜一憂せずほったらかし投資を継続してください。

 

 

そもそもなんでアップルの株価が下がったのかというと…

これを書くと不安になる人が出てくるかもしれないので、長期投資を実現するためには書かない方がいいことはわかっていますが、何で下がっているのかは知っていても損はないので書きます。

 

結論

「中国市場で販売が落ち込んでいるから」

 

調査会社Counterpoint社の調査データをそのまま貼り付けます。

画像引用元:Counterpoint社

 

このデータは1月1日~2月11日までの6週間の販売シェアです。

2023年と比べると全体的に7%販売が落ち込んでいますが、アップルは24%落ち込みました。

この要因は

中国政府が政府機関や国営企業の職員に対して国産ブランドのスマホを使用するように指示したからです。

直接的にいうと、「海外ブランドのスマホの使用を禁じる」という指示を出しました。

海外ブランドなのでアップルに限らず、韓国のサムスンなども排除されています。

 

中国政府からのそのような指示が出たので「ファーウェイ」がシェアを大きく伸ばしました。

まさしくアップルからファーウェイに鞍替えした証拠です。

・アップル

 19%→16%にシェアを縮小

・ファーウェイ

 9%→17%にシェアを拡大

 

実際問題としてこの流れが今後もずっと続くのかどうかは誰にもわかりません。

アップルはこういった事態を先読みしてなのか、たまたまタイミングが合っただけなのかはわかりませんが、インドでの販売を強化しています。

 

同じく調査会社Counterpoint社はインドでのスマホシェアも発表しています。

画像引用元:Counterpoint社

 

残念ながら販売台数のシェアはランク外です。

ただ、アップルのブランド力を甘く見たらいけません。

同じレポートの中にこんなことが書いてあります。

「出荷台数は1,000万台を突破し、暦年の売上高でトップの座を獲得しています」

2023年通期でインドでの売上高ベースだとトップだったみたいです。

このようにインドでの販売を強化しているので、中国市場が落ち込んできたからといって過度に悲観的になる必要はないです。

 

 

整理すると…

アップルは中国市場での販売不振で株価が下がっています。

中国政府が今後どういう方針を出すのかはまったく読めないですが、中国からインドに目を向けると悲観的なことばかりではないことがわかります。

インドでは売上高ベースではすでにシェアが1位になっています。

すごく良い兆候だと思います。

今はアップル株は割安状態なので悲観するのではなく、買いにいくタイミングです。

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