バフェットがアップルを買った理由
#80
こんにちは、チャーリーです!
10月1日のブログで(GAFAの中で10年後も生き残っている企業はどこだと思いますか??)を掲載しました。
そのブログの疑問に対する答えの1つが今回の記事だと思います。
バフェットが会長を務めているバークシャーハザウェイのポートフォリオを見ると、バークシャーハザウェイに占めるアップルの比率がすごく高いことがわかります。
アップルの金額ベースの保有比率が断トツ一番多くて、約10兆円程度保有しています。
そもそもバフェットは自分が理解できない分野には投資をしないことからハイテク株をずっと敬遠していました。
親友のビルゲイツが創業したマイクロソフト株でさえ1度たりとも買ったことがないくらいです。
じゃーなぜアップルを買ったのか?
今回はそのことを書いていきたいと思います。
まずはアップルの売上高の内訳を見ていきます。
これを見るとiPhoneの売上高比率が断トツに高いことがわかります。
次に地域別の売上高比率を見てみます。
アメリカが一番多いです。
ということはアメリカ国内でのiPhone販売が重要ということになります。
じゃー次にアメリカでのiPhoneのシェアを見てみます。
アメリカでのスマホシェアはiPhoneが断トツに高いということがわかりました。
これは米中の貿易戦争が始まる前で見てもほぼ同じです。
2018年当時(米中の貿易戦争が始まる前のデータ)
Apple:42%、サムスン:22%、LG:14%、その他:22%
このことから推測すると、バフェットがコカ・コーラ株にゾッコンの理由と似ているような気がします。
バフェットが好きな企業は「消費者独占型の企業」です。
別の言い方だとブランド力があり、消費者の心を掴んで離さない企業です。イコール競争優位性が高い企業ということになります。
整理すると…
バフェットはアップルをハイテク銘柄として買ったのではなく、コカ・コーラやシーズチョコレート、チューインガムのリグレーなどと同じで消費者独占型企業の一般消費財企業として買ったんだと思います。