2020年10-12月期 決算発表:アップル

#178

こんにちは、チャーリーです!

昨日はフェイスブックの2020年度の決算発表内容について書きました。今回は私自身は保有はしていませんが、アップルの決算内容について書いていきたいと思います。

※ アップルは9月が本決算なので、今回書くのは10-12月期の第一四半期決算の内容です。

フェイスブックの決算内容については(2020年度 決算発表:フェイスブック)を参照してください。

 

 

過去の業績と比較しやすいように過去5年分の10-12月期の業績を載せています。

アップルは、例年9月半ばごろにiPhoneの新作を発表するため、10-12月期が四半期決算のピークとなるので全て10-12月期だけの数字載せました。

 

以下のデータは全て年次報告書と四半期報告書から数字を拾って作成しています。

年次報告書と四半期報告書はこちら

 

売上高

たった3ヵ月間で1000億ドル(約10兆4000億円)を売り上げるってすごすぎる…

 

 

営業利益・純利益

 

キャッシュフロー

アップルがすごいのは、このフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)を全額使って株主還元をしていることです!この10-12月期だけで301億ドル分(約3兆1300億円)の株主還元をしているってアップルにしかできないことです!!

ちなみに今期はフリーキャッシュフローの80%強を自社株買いに費やしています。

 

 

しかももっとすごいことが起きていました。

それはスマホの世界出荷台数&世界シェアを見たらわかります。

以下の表はアメリカの調査会社IDC社のホームページから数字を拾って作成しています。

元データはこちら

 

まずは2019年のランキングから見てください。

 

次に2020年のランキングです。

このIDC社の表現をそのまま引用すると、「アップルは10-12月でiPhone12で成功し、驚異的なパフォーマンスを発揮して、9,010万台を出荷した」

ちなみに10-12月の出荷台数だとアップルが世界トップで、2番のサムスンの出荷台数が7,390万台でした。

ファーウェイの減少分をアップルがうまく吸収できたということです。

 

最後にスマホの売上がアップル全体にとってどれくらいの影響を与えるかを見てみます。

58.9%をiPhoneの売上が占めています!

 

 

整理すると…

アップルはコロナで世界経済が停滞していたにも関わらず過去最高の売上をあげていました。しかもトランプ大統領がファーウェイに制裁を徹底的に加えたことで、ファーウェイの減少分をアップルがうまく吸収することに成功しています。

しかもiPhoneから他メーカーのスマホに買い替えた人は私の周りでは1人しかいないので、1度iPhoneを使うとなかなか離れられなくなるっていうのもアップルの強みだと思います。

他メーカーからiPhoneに切り替えた人はたくさん知っていますが…

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