苦境の航空業界でいち早く復活するのはどこか??
#89
こんにちは、チャーリーです!
コロナウイルスの影響で航空各社が希望退職を募ったり、一時金(賞与)をゼロにしたり、かなり大打撃を受けています。
テレワークが世界各国で進んでいるので、飛行機の利用が以前の水準まで戻ることは考えにくいです。
その中でもいち早く復活する航空会社はどこなのか??を調べてみたいと思います。
今回調べた航空会社は以下の4社です。
アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空
まずは2009年からの業績を見てみたいと思います。
ここで注目したいのは、業績が安定しているのか?それとも年によってデコボコしているのか?です!
さすがに今回ばっかりは例外ですが…
外部環境に関わらず毎年の業績が安定しているということは、バフェットが言う「堀」を築けている証拠だと思うので、航空業界の中で比べると復活するのも早いと思われます。
堀の話については、過去ブログの(永続的競争優位性を持つ企業とは??)を参照してください。
以下のデータは各社のホームページ内に掲載されている年次報告書から数字を拾いました。
※ 2020年は半期分だけの業績です。ただし、ユナイテッド航空だけはまだ1Qの業績しかわからなかったので、2020年は表記していません。
少しわかりづらいですが、2009年からの業績を見る限りだと、業績が安定しているのはサウスウエスト航空ということがわかります。
ちなみにサウスウエスト航空は1973年以降、47年連続で黒字を達成しています。
このことがすごいのは、2001年の同時多発テロやリーマンショックの時でさえ黒字で乗り切っていることです!
次に株価を比べてみたいと思います。
2009年1月からの比較
やっぱり!!
業績が安定的に右肩上がりになっているだけあって、株価も一番上がっています。
サウスウエスト航空は他の航空会社と何が違うのか??を書いていきたいと思いますが、長くなるのでサウスウエスト航空と他航空会社の違いは次回書いていきたいと思います。
整理すると…
サウスウエスト航空が47年連続で黒字を達成できているのは本当にすごいことです!過去の苦境時も乗り越えてきていることを考えると、航空業界で真っ先に復活するのはサウスウエスト航空だと思います。
次回はなぜサウスウエスト航空だけ47年連続黒字という偉業を達成できているのか?について書いていきたいと思います。
2件のピンバック
サウスウエスト航空は他航空会社と何が違うのか??① | 必見!!失敗しないための株式投資
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