海外進出はどの企業も考えている

#884

こんにちは、チャーリーです!

この前紹介を受けた人に対してzoomで投資の話をしました。

個別面談であろうが、セミナーであろうが、リアルであろうが、zoomであろうが話す内容は全く同じです。

伝わり方は多少違うとは思いますが。

 

その方に対してzoomで話しているとこんなことを言われました。

「今のご時世どの企業も海外市場に進出しているんじゃないんですか??」

「なので日本企業はこれからも有望だと思うんですが…」

この質問に対してはだいぶ前のブログ(日本経済と日本株は同列に考えたらダメ!??)で書きましたが、メルカリの例を伝えて「海外進出=儲かる」とは限らないという話をしました。

 

すごく簡単にいうと…

2024年1月14日の日経新聞にこんなことが書いてありました。

メルカリが米国法人を設立してからちょうど10年になりますが、2017年6月期からの営業損失が単純合算で4億7,470万ドル(約700億円)の赤字になっている。

 

この例を出して「海外進出=儲かる」ではないことは納得していただけましたが、その方がたしかにそういう意味だと弊社も同じ課題がありますねと仰いました。

その方はスポーツ用品メーカーにお勤めなので、同業種のミズノのことを調べてみたいと思います。

ミズノは果たして海外で成功しているのでしょうか??

 

 

結論

 

2023年3月期までのデータなので今年度のデータは載っていません。

この表を見て「ミズノは人口が増えている海外で売上高を伸ばしている」と言えますか??

すごく微妙ですが、私の目には海外で売上高を伸ばしているとは映りません。

2023年3月期は海外売上高が過去最高額を更新していますが、実は日本国内でもそうなんです。

インフレに伴う値上げで売上高が伸びているだけとも考えられます。

海外市場は円安効果で売上高が伸びたとも考えられます。

 

これを調べた時、「えっ!?ミズノでも海外ではこんな感じ??」とビックリしました。

海外で成功していたらキッコーマンみたいになっているはずです。

海外に進出しても世界各国の同業他社と競争して勝たなければいけません。

キッコーマンも1957年から地道にマーケティング活動を行った結果、海外の調味料メーカーに勝てたわけです。

次回のブログでは興味があるのでアシックスを調べてみたいと思います。

 

 

整理すると…

今回調べた内容は私的には少しショックでした。

ミズノでも海外で優位地位を築けていなかったので。

でもそれだけ海外進出して成功するのが難しいという証拠だと思います。

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