アクティブファンド VS ベンチマーク

#295

こんにちは、チャーリーです!

私の過去のブログで投資信託がダメな理由を幾度となく書いてきました。

例えば、「モーニングスター社が選ぶ最優秀ファンドとS&P500の過去のパフォーマンスを比較したり」「投資信託は売買を繰り返しているのでパフォーマンスが下がる」などいろいろなことを書きました。

詳細は過去ブログを参照してください。

(プロ VS 市場平均)

(投資信託がダメな理由)

 

 

今回は私が独自で調べた結果ではなく、S&Pダウジョーンズ・インデックス社が調べている調査結果があるのでそれを紹介します。

 

この調査レポートは、アクティブファンドとベンチマークを比較したレポート内容です。

アクティブファンドとは…

投資信託の運用担当者が投資先の銘柄を選定して、その運用担当者の裁量で状況に応じて売買を繰り返すファンド(投資信託)のことです。

このアクティブファンドは、ベンチマークを設けていることが多く、そのベンチマークを上回る運用を目指します。

※ ベンチマークとは、ご幣を恐れず説明すると、そのファンドと同類の投資先の平均値だと思ってください。

 

ベンチマークを設定しているアクティブファンドの場合、必ずその投資信託の目論見書にベンチマークが何なのかが記載されています。

今大手証券での販売額が多い投資信託で調べてみます。

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の場合

目論見書

 

 

 

本題に戻ります。

S&Pダウジョーンズ・インデックス社の調査レポートの内容は、アクティブファンドとベンチマークの比較です。

調査結果は以下の通りです。

薄い青色の大型株のベンチマーク:S&P500

オレンジの中型株のベンチマーク:S&PMidCap400

茶色の小型株のベンチマーク:S&PSmallCap600

 

馴染みがあるS&P500がベンチマークになっている薄い青色の大型株を見ると、アクティブファンドを5年間運用したら77%がベンチマークの運用を下回っているという結果になっています。

これが運用期間が長くなればあるほど、悪化していっています…悲

20年間運用すると、93%のアクティブファンドがベンチマークを下回っています。

 

意訳すると、

「20年間運用すると7%のファンドしかS&P500(市場平均)の上昇率に勝てなかった」というこです。

 

これは中型株でも小型株でも同様の結果になっています!

運用期間が長くなればなるほど、ベンチマークに勝てるファンド数が減ってきています。

このことから何が言えるかというと…

「投資信託は長期投資には向いていない」

 

皮肉にもほどがありますよね。

長期投資をするために投資信託を買って運用のプロに任せているのに…って感じになりますよね。

 

 

整理すると…

やっぱり投資信託に投資すべきではないと思いました。

これは今大手証券会社や銀行も力を入れているファンドラップでも全く同じことが言えます!

ベンチマークがすごいんじゃなく、アクティブファンドがダメというニュアンスが正しいと思います。理由はどうあれ運用担当者の器量で売ったり買ったりしているからこういう結果になるんだと思います。

運用担当者のスキルレベルの話ではなく、最新のAIが判断しても同じ結果になると思います。動かさないことが大事なんです!!

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