株価が絶好調のトヨタ

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こんにちは、チャーリーです!

少し前の日経新聞で面白いことが書いてあったので紹介します。

それはトヨタの時価総額がバブル期のNTTを超えて日本歴代最大になったという記事です。

時価総額とは

…株価×発行済み株式数=時価総額

日経新聞によるとNTTは1987年が一番時価総額が大きかったみたいです。

 

時価総額の推移を見てください。

   

画像引用元:日本経済新聞(2024年1月23日)

時価総額が50兆円になっています。

 

日本企業の時価総額ランキングを確認します。

トヨタが断トツに時価総額が大きいです。

2位の三菱UFJと3倍も違うってすごいですよね。

このトヨタが賃上げも含めて日本企業を牽引してくれることを願いします。

もちろんトヨタ本体だけはなく、トヨタの関連会社(中小企業も含め)が牽引してほしいです。

 

 

ついでに株価推移も見てみます。

改めて超長期で見るとトヨタってすごい上がっていますね。

日本を名実ともに代表するトヨタはこの調子で頑張ってほしいです。

 

トヨタがなぜこんなに絶好調なのかを調べてみたいと思います。

以下の表はすべてトヨタの決算短信から数字を抜粋して作成しています。

決算短信はこちら

 

 

まずは販売台数を調べてみます。

ハイブリッド車を中心に販売台数が述べたとのことです。

 

国内外の販売台数を調べてみます。

海外の販売台数は過去10年間で18.8%伸びていますが、日本国内は過去10年間でまったく増えていません。

海外の販売台数も株価の上昇率ほどは伸びていないですが、トヨタに限らず原材料費の高騰を価格転嫁したことで利益率・利益額が伸びています。

これは日本国内外問わず言えることですが。

 

投資家にとってはこの価格転嫁の流れが継続してほしいですが、日本国内はそうはいかないと思っています。

いくら企業が頑張ってベースアップ(賃上げ)を行っても社会保険料まで増税されると可処分所得が増えません。

可処分所得が増えない限り、消費者は商品価格の値上げを許容できません。

 

かといって商品価格の値上げを日本より許容してくれる北米を中心とした海外で今後も販売台数を伸ばし続けることが可能かと言われればライバル会社が多すぎて難しいような気がします。

私は自動車市場には詳しくはないですが、なにわともあれ時価総額が断トツに大きいトヨタが日本経済を牽引しないことには日本全体が良くならないので頑張ってほしいです!

 

 

整理すると…

トヨタの時価総額がこんなにも断トツで大きいとは知らなかったです。

2024年3月決算でも過去最高益を更新する予測がされているのでこれが5年後も10年後も増益が続かないと株価は上がらないし、賃上げも難しくなるのでトヨタには頑張ってほしいです。

支離滅裂になりますが、私はトヨタは投資対象には入らないです…

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